値上げが来る前に、iPhone 17 Pro Maxを買いました。

公式サイトで、36回払い。

お小遣い制のパパが、いきなり最上位モデル。

正直、自分でもちぐはぐだなと思います。

でも中古もキャリア乗り換えも全部試算した上で、これが一番安くてムダのない選択でした。

この記事は「値上げ局面でiPhoneをどう買うか」を、実際の数字と一緒に残しておくものです。

【追記 2026/7/18】公開から3週間後、値上げが実際に来ました。17 Pro Max(256GB)は194,800円→214,800円。僕はぎりぎり旧価格で買えた側です。詳細は記事後半の追記で。

なぜ"今"買ったのか

引き金は、ティム・クックの値上げ宣言でした。

2026年6月、AppleのCEOがウォール・ストリート・ジャーナルのインタビューで「値上げは避けられない」と明言。

原因はAIブームによるメモリの高騰なんです。

ただし、ここがポイント。

いまのところ値上げされたのはMacやiPad。現行のiPhoneは据え置きのままです。(※これは購入した6月末時点の話。その後7月に状況が動きました。記事後半の追記へ)

値上げが本格的に来るのは、9月に出る新型(18系)から。

そう見るアナリストが多い。

つまり「18や19を待つ」より、「据え置き価格の今、現行の最上位を押さえる」ほうが理にかなっている。

これまでなら、慌てなくても「待てば値下がりする」のが普通でした。

でも値上げが続く今は逆で、待つほど高くなりかねません。

その常識が、もう通じない。

16eのカメラに、限界を感じていた

いま使っているのはiPhone 16e。

楽天モバイルの1円キャンペーンで手に入れた端末です。

安かったので、わかった上で妥協して使ってきました。

でもカメラだけは、ずっと不満だったんです。

具体的にはこの3つ。

  • 運動会や保育園の発表会で、子供に寄れない(望遠レンズがない)
  • 室内で近くのものを撮ると、見切れる(広角が足りない)
  • 書類を手元で撮ろうとすると、ピントが合わない(接写ができない)

昔13 Pro Maxを使っていたので、広角と望遠のありがたみは知っています。

それを16eで一度手放して、痛いほど実感しました。

子供は待ってくれません。

「あとで撮ろう」が、いちばん効かない相手なんです。

安く済ませようとしたら、全部詰んだ

最初から最上位を狙っていたわけではありません。

むしろ逆。できるだけ安く上げたかった。

そこで考えたのが、MNPで認定中古のProを買うルートです。

povoの回線を大手キャリアに乗り換えて、認定中古の16 Proを36回払いで買う。

ところが、壁が3つ立ちはだかりました。

ひとつ目。

狙っていた16 Proの認定中古が、売り切れ。

17の発売で新品の取り扱いが終わり、中古も品薄になっていました。

ふたつ目。

残る選択肢は15 Pro系。でもこれだと、とっさにシャッターを切れるカメラコントロール(16以降の機能)が無い。

僕がいちばん欲しかった「咄嗟の操作性」が、そのまま不満として残ってしまう。

しかも15は発売から年数が経っているぶん、16 Proよりバッテリーの劣化が進んでいる可能性が高い。中古は状態の当たり外れも読めません。

みっつ目。

そして仮に在庫があったとしても、肝心の総額が新品とほとんど変わらなかった。

ドコモ認定中古の16 Proと、ドコモmini(dカード割のみ)で並べてみます。

  • 端末代は、中古のほうが約8万円安い
  • でも通信費は、povoのままより毎月2,000円以上高くなる
  • 36回ぶんで足すと、その差はおよそ8万円台

端末で浮いた分が、通信費でそっくり消える。

結局、トータルはほぼ同じという結論でした。

ひとつ補足を。

この試算は、端末を長く使い続ける前提です。途中で売るリセール価値や、返却プログラムの残価は、あえて入れていません。

そこを重視するなら、答えは変わるかもしれない。

そのうえで、僕の答えはこうです。

同じ金額なら、新品の最新を長く大切に使うほうがいい。

しかも最新機種は、公式サイトが一番安い。

キャリアにも縛られたくない。

これまでも暮らしのステージに合わせてSIMを変えてきたし、これからも変える可能性があるからです。

ちなみに通信費の土台はpovoと楽天モバイルのデュアルSIMのまま、今回もいじっていません。

18 Pro Maxを待たなかった理由

もう少し待てば、18 Pro Maxが出ます。

一瞬、迷いました。

でも18は、値上げがほぼ確実。

待てば待つほど高くなる一方です。

現行の17が据え置き価格で買える今は、ある意味この世代の底値。

「待つメリット」が、値上げで消えてしまった。

【追記】値上げは、本当に来ました

この記事を公開した3週間後。

2026年7月18日、Appleが日本のApple Storeで現行iPhoneを一斉に値上げしました。

事前告知なしの、いわゆるサイレント値上げ。対象は17シリーズだけでなく、前世代の16シリーズまで含みます。

主なところだけ。

  • iPhone 17 Pro Max(256GB):194,800円 → 214,800円(+2万円)
  • iPhone 17 Pro(256GB):179,800円 → 194,800円(+1.5万円)
  • iPhone 17(256GB):129,800円 → 142,800円(+1.3万円)
  • iPhone 17e:99,800円 → 107,800円(+8千円)

僕が買ったのは256GBの194,800円。同じものが今は214,800円なので、3週間の差でちょうど2万円浮いた計算です。

10万円未満のiPhoneは、日本から消えました。

米国は据え置きなので、円安をまとめて日本価格に反映した形です。

「値上げは9月の18系から」という大方の読みより、2ヶ月の前倒し。

新品が上がると、人は中古に流れます。実際に中古スマホの販売台数は過去最高になっていて、中古も品薄・強気の価格になっていく流れ。本文で書いた「中古と新品の総額がほぼ変わらない」構図は、むしろ強まる方向です。

待つメリットは、消えた。

買うなら「今の価格」を基準に考えるしかない局面です。

オチは、2台持ち

16eはレンタルがまだ1年残っています。

だから返却までは、17 Pro Maxとの2台持ち。

役割はこう分けました。

  • 17 Pro Max:メイン。写真も普段使いも主役
  • 16e:気をつかわず使い倒す日常機

こうすると、Pro Maxの充電回数が減ってバッテリーが長持ちします。

最新を長く使う作戦と、ちゃんと噛み合う。

SIMはpovo×楽天のデュアルのまま。

楽天は楽天経済圏のために残しています。

毎月3GB以下ならポイントで払えて、実質の負担はほぼゼロなので。

これから新規で安く"使う"なら

ここまで読んで「自分も楽天で安くiPhoneを」と思った人へ。

これから楽天モバイルを"初めて"契約する人なら、狙い目はキャンペーンです。「マジ得フェスティバル」のような大型還元を定期的にやっているので、申し込むならその開催タイミングを待つ価値があります。

(僕が買った直後まで開催されていたマジ得フェスティバルは、楽天カード保有で20,000ポイント還元でした。現在は終了しています)

ただ、ここは正直に書いておきます。

この手の大型還元は「楽天モバイルを初めて申し込む人」が条件になりがち。

僕みたいな既存ユーザーや、解約後の再契約、2回線目はだいたい対象外です。だから僕は、端末だけを公式で買いました。

楽天モバイルの最新キャンペーンをチェックする →

(開催中のキャンペーン・対象機種・ポイント付与条件は、リンク先の公式ページで最新を確認してください)

節約は、ケチることじゃない

節約は手段であって、目的じゃない。

僕は、削るところと、お金をかけるところをはっきり分けています。

固定費は1円でも削る。

そこで浮いたお金を、子供の「今しか撮れない瞬間」に回す。

それが僕なりのメリハリなんです。

値上げ局面のiPhoneの「買い方」として、誰かの判断材料になればうれしいです。