「妻をドコモから乗り換えさせる」のをあきらめた。

条件を全部飲んで最適化したら、むしろ利便性が大きく上がって通信費も半分以下になった。その話を書く。

見直し前の家族の通信費

見直し前、我が家の通信費はこうなっていた。

  • 妻:ドコモ 約6,000円
  • 自分:約6,000円
  • 合計:約12,000円

夫婦2人でスマホ代だけで月12,000円。家計を見直したとき、真っ先に目に入ったのがこの数字だった。

妻の条件が厳しかった

正直に言うと、妻にも楽天モバイルとかpovoに乗り換えてほしかった。自分がデュアルSIMで月1,194円まで削れていたので、妻も同じようにできれば家族合計でかなり削れると思っていた。

ところが妻の条件が厳しかった。

  • ドコモからは絶対に出たくない
  • キャリアメール(@docomo.ne.jp)は必須
  • 月10GBくらい使う
  • 通話もちょこちょこする
  • ミニバンのWi-Fi化もしてほしい

最後のWi-Fi化の要求は想定外だった。ドライブ中に子供がタブレットで動画を見たい、ということらしい。

説得をやめて最適化することにした

無理に説得しても後々大変だと判断した。こだわりが強い部分を覆そうとすると、乗り換え後に何か不満が出るたびに「だから嫌だって言ったのに」という話になる。

それより、条件を全部飲んだ上で最安を探す方がお互いにとってよかった。

答えはこの組み合わせだった。

ahamo(2,970円)+ docomoメール持ち出し(330円)+ データプラスSIM(1,100円)

ahamoはドコモのサブブランドなので回線はドコモそのまま。キャリアメールは「docomoメール持ち出し」オプション(月330円)で維持できる。30GBの大容量で通話料も5分無料通話が付いてバランスが良い。

データプラスSIMが一石四鳥だった

この組み合わせで意外と効いたのがデータプラスSIM(月1,100円)だ。

データプラスSIMとは、ahamoの契約に紐づいて同じデータ容量をシェアして使える追加SIMのこと。月1,100円で契約でき、ahamoの30GBの枠を家族や別の端末と共有できる。これを車内のモバイルルーターに差したことで、一石四鳥になった。

① 妻の余ったデータを家族でシェアできる 妻が10GB使っても、30GBのうち余った分をデータプラスSIM経由でほかの端末に回せる。

② 車内・自宅どちらでも子供の端末をカバー 車内にモバイルルーターを置いてデータプラスSIMを差すだけでWi-Fiが使える。ドライブ中も自宅でも、子供のFirestickやiPadの通信をまとめてまかなえるようになった。ミニバンのWi-Fi化もこれで一発解決した。

③ 田舎のドライブ先でも自分のデータを気にしなくていい 田舎のドライブ先は楽天回線が弱いエリアも多々ある。車内Wi-Fiがあれば自分のスマホもドコモ回線(ahamo)で通信できるのでストレスが減った。

月1,100円でこれだけカバーできるなら安いと思っている。

ただし開通には相当手間取った。アンテナは立つのに通信できないという症状でサポートをたらい回しにされた経験があるので、同じ状況で詰まっている人は別記事を参照してほしい。

見直し後の家族全体の通信費

  • ahamo(30GB・通話込み):2,970円
  • docomoメール持ち出し(キャリアメール維持):330円
  • データプラスSIM(車内Wi-Fi・家族共有):1,100円
  • 自分 povo×楽天モバイル(デュアルSIM運用):1,194円

家族合計:5,594円。見直し前の約12,000円から、月約6,400円の削減。年換算で約76,800円浮く計算だ。

妻の条件を全部飲んだ上でこの金額まで下げられたのは、自分でも想定以上だった。

家族の2回線目・サブ回線に

家族の通信費を本気で下げるなら、メイン回線はpovoやahamoで安定させて、楽天モバイルを2回線目・データ用として追加するのが現実解です。3GB未満1,078円・無制限3,278円、eSIMで端末1台でも運用できます。

楽天市場ユーザーならSPU+4倍も追加で乗ります。

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まとめ|家族の通信費は「説得」より「最適化」

家族の通信費を見直すとき、相手を説得して乗り換えさせようとするのは意外と難しい。キャリアへのこだわりや、メールアドレスへの愛着は、論理で覆せないことが多い。

それより、相手の条件を全部受け入れた上で最安の組み合わせを探す方が、結果的に家族の納得感も高くて、長続きする。

固定費の中でも通信費は見直しやすい部分なので、まだ手をつけていない人はぜひ一度確認してみてほしい。

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