格安SIMに乗り換えようと思ったとき、選択肢が多すぎて迷いました。
IIJmio、NUROモバイル、日本通信SIM、楽天モバイル。ここまで実際に使ってみた上で、今は楽天モバイル(eSIM)+povo(物理SIM)のデュアルSIM運用に落ち着いています。
ただし一直線でここにたどり着いたわけではなく、楽天モバイル単体で一度失敗して、IIJmioに逃げて、それでも楽天経済圏の魅力に引き戻された、という回り道があります。この記事では4社の使い比べの結論と、最終構成にたどり着いた経緯を正直に書きます。
結論:楽天モバイル×povoのデュアルSIM運用(月約1,194円)
先に結論から。
- メイン回線:povo(物理SIM・au回線)→ 電話番号・着信・発信
- サブ回線:楽天モバイル(eSIM)→ データ通信・Rakuten Linkでの無料発信
- 月額合計:約1,194円(楽天1,084円+povo実質110円)
この構成の詳細な設定手順と料金の仕組みはこちらにまとめています。
👉 楽天モバイルを解約した僕が、povoとのデュアルSIMで月1,194円に収めた話|iPhone 16e実体験
以下、そこに至るまでに使い比べた4社のリアルな感想です。
比較した4社の料金(月3GB前後)
2026年3月時点の料金です。
- 楽天モバイル:1,078円〜(3GB帯)
- IIJmioギガプラン:858円〜
- NUROモバイル:627円〜
- 日本通信SIM:290円〜
料金だけ見ると楽天モバイルは高く見えます。それでも最終的に楽天を選んでいる理由は後述します。
実際に使ってわかったこと
IIJmioギガプラン:楽天単体解約後のメイン回線として使用
楽天モバイルを電波問題で解約した後、MNP先として選んだのがIIJmioでした。
格安SIMの中では個人的に使い勝手が一番良かったです。データ容量の区切りが細かく、複数回線でのデータシェアもわかりやすい。NUROモバイルと比べて通信速度も体感的に早く感じました。料金も3GBなら月858円〜と優秀です。
「ここにずっといてもよかった」と思えるくらい不満はなかったんですが、後述する楽天経済圏のメリットを取り戻したくて、最終的には楽天モバイルに復帰しました。
NUROモバイル:混雑時間帯の速度が難点
料金は魅力的で、使い始めは満足していました。ただIIJmioと比べると、混雑時間帯の速度低下が気になりました。快適に使える時間帯とそうでない時間帯の差が大きかったです。
日本通信SIM:安さはダントツ、ただし経済圏との相性
月290円〜という驚異的な安さが特徴です。通話も使い方次第でかなり抑えられます。ただ自分の使い方と楽天経済圏との相性を考えると、楽天モバイルに軍配が上がりました。
楽天モバイル:電波問題はあるが、経済圏メリットが大きい
単体で使うと自宅の一部で電波が弱く、重要な着信を落としたのが解約の理由でした。
ただ、楽天経済圏(SPU)のメリットは無視できない。結果として、povoをメイン番号に据えて、楽天モバイルはデータ&発信専用というデュアルSIM構成で再契約しました。この構成なら電波弱点はpovoがカバーしてくれるので、楽天の経済圏メリットだけを取りに行けます。
なぜ最終的に「楽天×povo」なのか
一言でいうと、楽天経済圏の恩恵 > IIJmioの快適さ だったからです。
楽天Linkで通話が無料
楽天モバイルには楽天Linkというアプリがあり、これを使うと通話料が無料になります。電話をよくかける人には地味に大きいです。
楽天SPUで実質負担がほぼゼロになる
楽天モバイルを契約・利用するだけで、楽天市場でのSPU(スーパーポイントアッププログラム)が+4倍(月上限2,000ポイント・要エントリー)。楽天市場での購入金額によっては、獲得ポイントが月額料金に近づきます。
楽天モバイルを解約していた時期はこのSPUが下がっていたので、月々のポイント獲得量で損している感覚がずっとありました。復帰した今はその分が戻ってきています。
※SPUの倍率・条件は変更されることがあるので、最新情報は楽天公式サイトでご確認ください。
povoを組み合わせれば電波問題も解決する
楽天モバイル単体運用の致命的な弱点(電波)は、povoメインのデュアルSIMにすれば解消します。povoは基本料0円で回線を持てるので、「電波のお守り」として相性がいい。
自分の使い方に合うSIMの選び方
結局のところ、正解は人によって違います。
- とにかく月額を安くしたい → 日本通信SIM
- コスパと通信品質のバランス重視 → IIJmioギガプラン
- 楽天経済圏をフル活用している → 楽天モバイル+povoデュアルSIM(電波に不安あるなら)/ 楽天モバイル単体(電波問題ないエリアなら)
自分のデータ使用量と、どの経済圏を使っているかで選ぶのが一番シンプルです。僕の月間データ使用量は約3GB以内です。
まとめ
- IIJmio は使い勝手が良いが、楽天経済圏との相性で楽天モバイルに復帰
- NUROモバイルは混雑時間帯の速度低下が難点(個人的な体感)
- 日本通信SIM は最安だが、楽天経済圏との相性優先で見送り
- 最終構成は楽天モバイル(データ)×povo(メイン番号)のデュアルSIMで月約1,194円
電波のいい場所に住んでいる人は楽天単体でも十分です。電波に不安がある人、僕のように一度失敗した人は、povoを組み合わせることで快適な運用ができます。